中古マンションの価格が上昇している理由を考える

ca1e6d22e66ad0188dd88ae2aeee2d40_s

4月18日、東日本不動産流通機構の発表によると、今年1月から3月着の中古住宅販売動向は都心部では軒並み上昇。特に札幌では全同期比で+8.4%。札幌に関して言えば4年で平均400万円程値上がりしているとの事。
アベノミクス効果とも言えるかもしれませんが、なぜ値上がりしているのか。一部では「貧困問題」まで勃発している我が国。
待機児童の問題もあれば、経済的にもなかなか安定していないかのように見えるものの、中古住宅が値上がりしているという事実は、単純に考えれば購入者が増えているからに他なりません。
中古住宅とて需要と供給のバランスの中で価格が決まりますので、値上がりしているという事は、購入者が増えている事になります。
そこで、なぜ購入者が増えているのかに注目してみるとしましょう。

都心回帰の動きから

札幌に限らず、都心回帰の動きが活発になっています。値上がりしている地域を見ると都心が目立ちます。
逆に地方に関しては値下がり傾向となっています。ただでさえ少子高齢化、過疎化が進んでいる地方部は、人がいなくなるので不便になる。不便になるから人がいなくなるという悪循環が起きてしまっています。
景気云々ではなく、単純に地方部での暮らしが不便を強いられるものになりつつあるため、生活の利便性が高い地域で暮らしたいという事で都心部での住まいの需要が高まっているのでしょう。
都心部であれば人も多いのでその分お店も多いです。ショッピングだけではなく、例えば病院の数にしても都心部の方が多いので、いざという時の安心感があります。
人の少ない地域の場合、日常生活は工夫で何とかなるかもしれませんが、近くに医療施設がない点だけは努力ではカバー出来ません。

格差社会という弊害も無視出来ない

近年、我が国では「格差社会」という言葉を耳にする機会が増えています。お金を持っている人は持っているものの、持っていない人は持っていない。
あまり良い状況ではないのですが、持っている人にとってはいろいろな物を購入出来ます。また、ビジネスである以上、サービスを提供する側としてはお金を持っている人を相手に商売したいと考えるものです。
つまり、簡単に言えば「お金を持っている人たちからの需要」が高まっているから「値上がり」している、に他なりません。

住まいとしてではない需要

不動産は住むためだけに入手するものではなく、投資目的で入手する人もいます。冒頭で4年でおよそ400万円値上がりしているとお話しました。
単純に4年前に購入したものを手放せば400万円程利益が出る計算になります。もちろん、固定資産税や経費等、いろいろとかかりますが、利益をもたらしてくれるのは事実です。
先の話と通ずる部分もありますが、お金を持っている人が投資をしたいと思った時、不動産投資も選択肢の一つです。
特に都心部の物件は需要が高まる事が分かっていますので、比較的リスクが低い投資品目です。
住居目的ではなく、投資目的ではあっても需要は需要です。需要が高くなれば価格は高くなるのです。

マイナス金利も後押し

不動産を購入する際、不動産価格以上に金利の方が大きな負担になります。
ですが最近になってマイナス金利が導入されました。マイナス金利そのものに対しては様々な声がありますが、不動産ローンを組む際、利息がかなり減りますので、購入しやすくなったのも事実です。
マイナス金利はいつまでのものなのか分かりませんので、「今のうちに」と思った人も多いでしょう。

ピックアップ記事

pixta_7026502_M

2016.2.19

今こそ「ふらっと35」で夢のマイホームを!

以前金利マイナスを記録した今こそ、夢のマイホームを・・・!で書いた金利マイナスの時代が、ついに始動しました。となると、いよいよ住宅ローンを組…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る